昇仙峡 渓谷遊歩道コース
【出発】荒川沿いに佇む昇仙峡天神森の無料駐車場を起点に、愛犬とリードを握りしめて歩き出す。すぐそこには長潭橋——渓谷の入口に架かる石橋で、愛犬は橋の上で流れる清流のにおいをくんくんと嗅ぎ、足取りが軽くなる。橋を渡れば、そこはもう別世界。荒川の清流が奏でるせせらぎ、花崗岩を削り取ってきた水の流れが、歩みを引き込んでいく。
【メイン】木漏れ日の差し込む遊歩道を進むと、天鼓林の奇岩群が現れる。岩が転がり落ちるような「ドン」という音がするとも伝えられる神秘の地で、愛犬の耳がピクピク。さらに歩くと、昇仙峡のシンボル・覚円峰が圧倒的な存在感で空を突く。高さ180mの巨大な花崗岩の峰を仰ぎながら歩く時間は、ここでしか味わえない。石門では巨石が作り出した自然のアーチをくぐり、渓谷の野趣がじわりと体に染み込む。
【帰着】コースのクライマックスは落差30mの仙娥滝。轟音とともに白い水しぶきが舞い上がり、マイナスイオンが全身を包む。愛犬は滝の風を全身で受け、しっぽをゆらゆら。上流エリアには犬連れで入れるテラス席の飲食店も並び、散策の締めに昇仙峡の空気をゆっくり吸いながら一息つけます。