神奈川県
鎌倉(神奈川県)を犬連れで歩くなら、有名寺社と海・山を分けて考えるのが近道です。鶴岡八幡宮やあじさい寺の明月院などは境内ペット不可で門前拝観のみとなるため、参道や門前の景観を楽しむ歩き方になります。高徳院の大仏は、全身が入るケージやバッグに入れれば境内に入れます。長谷寺は愛犬を連れての入山をお断りしていて、やむを得ず同伴する場合はキャリーやカートに全身を入れることが条件です。一方で、由比ヶ浜の浜沿いを歩く海岸線のサンセットウォーク、源氏山公園・大仏ハイキングの土の山道、小町通りや段葛の桜並木など、愛犬と楽しめる屋外の散歩コースが揃います。海と山と古都の街並みを一日でつなげられるのが鎌倉の強みです。
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初級【出発】北鎌倉駅を出ると、すぐに古都の静かな空気に包まれます。駅から徒歩1分、鎌倉五山第二位・円覚寺の堂々とした山門が出迎えてくれます。紅葉の季節は山門と赤い葉の組み合わせが圧巻。境内には愛犬と一緒に入れますが、建物の中には入れません。門前の参道からでも禅寺の荘厳な雰囲気は十分に伝わってきます。 【メイン】門前から続く道を愛犬と歩くと、左右に古刹が点在する北鎌倉らしい風景。苔むした石垣、竹林の間から漏れる光、古い石仏に出会うたびに、鎌倉の歴史の深さを感じます。明月院通りを進めば「あじさい寺」として名高い明月院の入口へ。6月にはブルーの花が道沿いにもあふれ、愛犬との散歩が華やかに彩られます。秋はイチョウの黄色いじゅうたんが通り一面に広がります。 【帰着】車の少ない住宅街の細道を抜けて北鎌倉駅方面へ戻ります。途中には古民家を生かしたカフェが点在し、格子戸の奥から漂う珈琲の香りが思わず足を止めさせます。鎌倉の喧騒から離れた静寂の中で、禅寺の落ち着いた空気を愛犬と味わえる散歩道です。
初級【出発】報国寺周辺の駐車場に車を停め、金沢街道沿いの鎌倉古寺散歩へ。歩き出した途端、苔と土の湿った香りがふわりと漂い、愛犬の鼻がくんくんと動きます。街道を北へ歩けば鎌倉最古の寺・杉本寺。苔むした石段の前で愛犬が立ち止まり、境内の静けさに耳をそばだてる姿が愛らしい。 【メイン】報国寺の竹の庭は、2000本を超える孟宗竹が天へ向かって伸びる別世界。風が抜けるたびに頭上で葉擦れの音が広がり、木漏れ日が足元でゆらゆらと揺れます。浄妙寺の高台には英国風庭園に囲まれた洋館・石窯ガーデンテラスが建ち、窓越しに苔庭を見下ろす眺めが待っています。鎌倉宮の凛とした空気の中を歩き、荏柄天神社の赤い鳥居を仰ぐ頃には、鎌倉の歴史の層の深さに心が静まっていきます。 【帰着】再び金沢街道を歩いて報国寺方面へ。落ち葉がカサカサと足音を立てる小径で、愛犬がくんくんと地面の匂いを楽しんでいます。新緑と紅葉の季節が特に美しく、鎌倉の奥座敷と呼ばれる浄明寺エリアの静かな魅力を存分に味わえるコースです。
初級【出発】材木座海岸の駐車場に車を停め、目の前に広がる相模湾へ。靴を脱いで砂浜に立つと、波の音と潮の香りが五感を包みます。由比ヶ浜より人が少なく静かな材木座は、愛犬とのんびり海辺を歩くのにぴったりの穴場ビーチ。遠くに稲村ヶ崎と江ノ島のシルエットが浮かびます。 【メイン】海岸沿いを西に歩き、住宅街の小道を抜けると光明寺。鎌倉最大の山門(高さ約20m)を見上げると、その堂々たる佇まいに圧倒されます。二階に掲げられた扁額は後花園天皇の宸筆と伝わり、門前に立つだけで浄土宗大本山の風格が伝わってきます。夏は本堂前の蓮池を大輪の花が覆い、水面が白と紅に染まる幻想的な風景に。裏手の天照山展望台まで上がれば、材木座海岸の弓なりの海岸線と相模湾を一望できます。 【帰着】海岸沿いの道を戻りながら、午後の光に照らされた穏やかな海を眺めます。鎌倉の中心部から少し離れている分、観光客が少なく静かな散歩が楽しめるのが材木座の魅力。海と古寺を一度に味わえる、鎌倉の穴場散歩コースです。
中級【出発】鎌倉駅西口から住宅街を抜け、寿福寺の参道入口付近から源氏山公園への坂道へ。木々の間から差し込む朝の光が心地よく、少し息が上がる登り坂も愛犬と一緒なら楽しいハイキングです。落ち葉を踏みしめる足音がカサカサと響きます。 【メイン】公園に入ると、源頼朝の座像がどっしりと迎えてくれます。広場で愛犬と記念撮影したら、園内の散策路へ。アップダウンのある道は木立に囲まれて涼しく、愛犬も嬉しそうに鼻をくんくんさせながら歩きます。秋は紅葉のトンネルが見事で、赤と黄色に染まった葉が足元を彩る贅沢な道。春は桜の名所としても知られ、お花見の広場でひと休み。葛原岡神社では縁結びのお参りもでき、境内から鎌倉の海を遠望する清々しい眺めが待っています。 【帰着】神社から南東へ折り返し、佐助エリアの静かな住宅街を通って駅方面へ。稲荷の幟が続く路地は観光地の喧騒から遠く、愛犬の足音だけが響きます。途中には隠れ家のような佐助カフェが佇み、自家製スイーツとコーヒーで登りの疲れをほぐせます。6.5kmの周回を締めくくれば、鎌倉の山と歴史を一日で味わえる中級コースです。
初級【出発】由比ガ浜の地下駐車場に車を停め、海岸線のサンセットウォークへ。国道134号の海側の歩道に出ると、すぐ脇には由比ガ浜の広い砂浜。潮風を浴びながら歩き出すと、愛犬も波の音に耳をぴんと立てています。 【メイン】浜沿いの歩道を西へ。左手には相模湾が広がり、サーファーたちが波に乗る姿を眺めながらの散歩。愛犬も海を見つめて耳をピクピク動かしています。浜の西寄り、坂ノ下の交差点のあたりで折り返し。行く手には稲村ヶ崎の岬が海へ張り出し、空がオレンジからピンクに染まるマジックアワーを、愛犬と並んで見つめる時間は贅沢そのものです。 【帰着】帰り道は来た道を東へ。駐車場の前を過ぎて浜の東の端、滑川の河口まで足をのばしてから駐車場へ戻ります。坂ノ下から滑川まで、由比ガ浜の浜沿いをたっぷり歩く、鎌倉の海辺らしい散歩コースです。
中級【出発】北鎌倉の浄智寺付近の駐車場に車を停め、鎌倉を代表するハイキングコースへ。浄智寺の脇を通り山道に入ると、一気に深い緑に包まれます。土と落ち葉の柔らかい感触を足裏に感じながら、木漏れ日の中を愛犬と登っていく爽快感。湿った森の匂いが鼻をくすぐります。 【メイン】葛原岡神社で縁結びのお参りをしたら、源氏山公園へ。源頼朝の座像の前で愛犬と記念撮影し、桜や紅葉に彩られた広場でひと休み。ここから大仏方面への山道は、木の根が地表に張り出し急な下りもある冒険ルート。愛犬もワイルドな道を嬉しそうに歩き、足元の匂いを夢中で嗅いでいます。山を下りきると長谷の通りに出て、高徳院の仁王門の前がゴールです。門の奥には、高さ約13mの国宝・鎌倉大仏が座しています。高徳院の境内は、全身が入るケージやバッグに入れれば愛犬と一緒に入れます(歩かせることはできません)。 【帰着】長谷の通りを抜け、江ノ電の警笛が響く商店街でひと休み。北鎌倉から長谷まで、鎌倉の山と歴史をたっぷり味わえる約5.2kmの充実ハイキング。片道コースなので、帰りは江ノ電に乗って戻る楽しみもあります。
初級【出発】長谷2丁目の「三井のリパーク 鎌倉長谷」に車を停めたら、大仏方面へ。住宅街と路地を北へ進むと、まもなく高徳院の参道に着きます。高徳院の境内は、全身が入るケージやバッグに入れれば愛犬と一緒に入れます(歩かせることはできません)。ルートは仁王門の前で折り返します。 【メイン】高徳院を後にして長谷寺方面へ。6月に境内の斜面を埋めるあじさいで知られるお寺です。長谷寺は、愛犬を連れての入山をお断りしています。やむを得ず同伴する場合は、キャリーやカートに全身を入れることが条件で、お堂や施設には入れません。ルートは山門の前で折り返します。さらに南へ進むと、御霊神社(坂ノ下)。鳥居のすぐ前を江ノ電が横切るフォトジェニックなスポットで、踏切の警報音が鳴るたびカメラを構える人が並びます。愛犬と江ノ電を背景に記念撮影するのも鎌倉ならでは。 【帰着】御霊神社から南東へ歩けば、由比ヶ浜の砂浜が広がります。海風を感じながら波打ち際を愛犬と歩く時間は、鎌倉散歩のハイライト。ビーチを後にして駐車場へ戻る約4.1kmのコース。歴史と海と花、鎌倉の魅力がぎゅっと詰まった内容です。
初級【出発】鎌倉駅東口の駐車場に車を停め、小町通りへ。焼きたてのせんべいやクレープの甘い香りが漂う賑やかな通りを、愛犬と一緒に食べ歩き散策。犬連れの観光客も多く、愛犬と堂々と歩ける雰囲気が嬉しい。軒先から「かわいい!」と声をかけてもらえることも。 【メイン】小町通りを抜けて若宮大路へ。中央には桜並木の参道「段葛」が一直線に伸び、その先に朱色の三の鳥居が見えてきます。鶴岡八幡宮の境内はペット不可のため、参拝はここから先で交代制にするか、鳥居を仰ぎ見るだけにとどめるのが正解。三の鳥居の手前で立ち止まり、若宮大路の左右に並ぶ桜並木と参道の景観を愛犬と眺める時間が、王道コースのハイライト。春は段葛が桜のトンネルに、秋は紅葉と銀杏が彩りを添え、四季ごとの表情で愛犬との散歩を彩ります。 【帰着】段葛のベンチに座って行き交う人を眺めたら、若宮大路を戻って小町通りへ。赤い鳥居と参道の桜並木は、鎌倉らしい風景そのもの。短い距離で鎌倉の街並みと食べ歩き文化を体験できる、初めての鎌倉犬連れ散歩にぴったりの王道コースです。
楽しめます。鶴岡八幡宮・明月院などは境内ペット不可で門前拝観のみとなり、高徳院の大仏は全身が入るケージやバッグに入れる必要があり、長谷寺は入山をお断りしています(やむを得ず同伴する場合はキャリーやカートに全身を入れる)。一方で、由比ヶ浜や稲村ヶ崎の海岸線、源氏山公園や葛原岡・大仏ハイキングの土の山道、若宮大路の段葛など、屋外の散歩道が充実しています。
由比ヶ浜の浜沿いを歩く海岸線のサンセットウォークが人気です。稲村ヶ崎は江の島越しに富士山が見える富士見の名所です。源氏山公園・葛原岡から大仏へ抜ける土の山道のハイキングや、若宮大路・段葛の桜並木も犬連れで歩けます。
稲村ヶ崎のPacific DRIVE-IN、浄妙寺境内の石窯ガーデンテラス、源氏山の佐助カフェなど、海や庭を眺めながら休める店が点在します。ベストシーズンは桜の春、あじさいの6月、紅葉の秋。砂浜も犬の制限期間がある場合があります。
愛犬との散歩道を記録し、良い道は編集部へ推薦できます。採用された道は、公式ルートとして全国に届きます。