埼玉県
秩父は山と渓谷に囲まれた自然豊かなエリア。長瀞の岩畳や秩父ミューズパークなど、愛犬と歩ける散歩道が充実しています。
初級ミューズパーク駐車場から一歩踏み出すと、長尾根丘陵の澄んだ空気が鼻先を包む。愛犬がさっそく風に鼻をひくつかせ、高台特有のひんやりとした気配を全身で感じ取っている。リードを整えたら、尾根道のスカイロードへ向かおう。 約500本のイチョウが連なる直線の並木道は、秋になると頭上が黄金のトンネルに変わる。足元に広がる落ち葉の絨毯をサクサクと踏みしめるたび、湿った土と銀杏の匂いが立ちのぼり、愛犬の足取りも軽くなる。並木を抜けてパルテノンの石造りの広場を過ぎたら、展望台へ。眼下に秩父盆地、正面に武甲山、朝なら雲海が谷を埋めることもある。丘陵を吹き抜ける風と野鳥のさえずりだけが響く静かな高台で、犬と一緒に深呼吸する時間は格別だ。季節ごとに梅、桜、アジサイ、モミジと花が入れ替わるから、何度訪れても景色が違う。 散策の締めくくりにMAPLE BASEで秩父産メープルシロップの香りを楽しみつつひと息つけば、丘の上の贅沢な散歩は完了。園内はリード必須・フン持ち帰りのマナーを守り、クマの目撃情報が出ることもあるので最新情報を確認してから歩き出そう。駐車場が複数あるので、目的のエリアに近い場所を選ぶのがこの広大な公園を犬と楽しむコツだ。
初級羊山公園駐車場から歩き出すと、木立の間を縫う緩やかな坂道が続きます。牧水の滝あたりで水音に耳を澄ませば、愛犬もふっと足を止めて鼻をひくつかせるはず。春の土と若葉の匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、丘の上へ一歩ずつ登っていく——その「まだ見えない」時間が、この散歩の伏線です。 坂を登りきった瞬間、視界が一気に開けます。約17,600平方メートルの斜面を埋め尽くすピンク・白・紫・淡いブルーの芝桜が、まるでパッチワークのように大地を染め上げ、その奥には武甲山の荒々しい稜線がどんと構えている。春風が吹き抜けるたびに甘い花の香りがふわりと押し寄せ、愛犬の鼻が忙しく動くのが見えるでしょう。すぐ近くのふれあい牧場では羊たちがのんびり草を食んでいて、初めて羊を見る犬の「なにあれ?」という真剣な横顔も、ここならではの一枚。リードをしっかり握って、お互いの好奇心を楽しんでください。 見晴らしの丘まで足を延ばせば、秩父盆地の市街地と周囲の山並みを一望するパノラマが待っています。花と山と街、三つの景色を一度に味わったあとは、来た道をゆっくり下りながら余韻に浸る帰り道。園内にゴミ箱はないので排泄物は持ち帰りを忘れずに。丘陵の坂道を一緒に歩いた達成感は、愛犬との春の記憶にしっかり刻まれるはずです。
初級長瀞駅近くの駐車場に車を停め、踏切を渡って渓谷へ向かう。川の匂いが風に混じり、愛犬の歩みが自然と速くなる。天然記念物の岩畳に足を踏み入れると、隆起した結晶片岩が幾重にも折り重なり、畳を敷き詰めたような自然の造形美に目を奪われる。岩の隙間から吹き上げる冷たい風が心地よく、眼下にはエメラルドグリーンの荒川が静かに流れている。対岸の秩父赤壁の断崖が水面に映り、愛犬と岩の上に腰を下ろして渓谷美に浸る。 岩畳を後にして長瀞商店街へ。阿左美冷蔵の天然氷のかき氷に行列ができ、鮎めしの香ばしい匂いが通りに漂う。テラス席のある店で愛犬と一緒に渓谷グルメを楽しんだら、宝登山神社へ足を延ばす。白い鳥居の手前まで愛犬と進み、境内は神域として犬連れ立ち入りを控える。鳥居から続く緑の参道を眺めながら、旅の安全を静かに祈願する。 帰り道は荒川沿いの遊歩道をのんびり戻る。秋は燃えるような紅葉が渓谷を彩り、春は桜が川面に映る。せせらぎの音と川風に包まれながら、愛犬と四季折々の表情を見せる長瀞の渓谷美を全身で感じられる、埼玉を代表する犬連れ散歩コース。
散歩ルートをGPSで自動記録。 歩いた距離や時間を振り返りながら、愛犬との時間を残せます。