35エリアの85ルートから、季節やカート走行可で絞り込めます。
中級【出発】諏訪の原公園の第1駐車場に車を停め、南側入口から園内へ。標高100mの里山に整備された神奈川県立公園は無料駐車場が広く整備されており、週末でも比較的余裕がある穴場の散歩スポット。入口の芝生広場で愛犬のウォーミングアップを済ませたら、緩やかな坂道を展望広場へ向けて歩き始めます。 【メイン】展望広場に立つと、足柄平野と小田原市街が眼下に広がり、空気が澄んだ日には相模湾の水平線まで一望できる開放感あふれる景色。雑木林の散策路は木漏れ日が差し込む森林浴コースで、四季折々の植物観察が楽しめます。全長169mのローラー滑り台の脇を通る道は木陰が多く、夏でも愛犬が涼しく歩けるのが嬉しいポイント。地域の氏神である諏訪神社の境内は静かな鎮守の杜で、観光地化されていないため穏やかな時間が流れます。多目的広場では愛犬を連れて自由に走らせる飼い主も多く、地元の犬連れコミュニティの空気を感じられます。 【帰着】森を一周して駐車場へ戻る道は緩やかな下り坂で、犬の足にも優しい。小田原城周辺の観光地と比べて静かで、地元密着型の里山散歩を愛犬と楽しめる、小田原の県立公園です。
初級お台場海浜公園駅の駅前広場に降り立つと、海風がふわりと押し寄せる。リードを付けた瞬間、愛犬の鼻先がぴくぴく動き、潮の匂いに反応する。ここから全長約5km・1時間40分のベイエリア散歩。全面舗装で愛犬カートも快適に走れる動線だ。 785m地点の「自由の女神像」は1998年の日仏交流年に造られた高さ11mのレプリカ。像の背後にレインボーブリッジが重なる構図はお台場を代表する一枚で、リードの愛犬と並んで撮影しやすい広いプロムナードが広がる。続く2020m地点の「シンボルプロムナード公園」は全長約2kmの遊歩道型都市公園。並木と石畳が長く続き、夏は木陰、冬は建物群が風を遮り、季節を問わず歩きやすい。 3471m地点の「潮風公園」は約15.4haの広大な芝生公園。リードいっぱいに走れる開放感の中、東京湾を行き交う水上バスが視界を横切る。コースのハイライトは4413m地点の「レインボーブリッジ展望」。1993年開通・全長798mの白い斜張橋を、夕暮れの茜色からライトアップが灯る瞬間まで愛犬と眺める時間が特別な記憶になる(橋の遊歩道は犬の歩行不可・ケージ必須なので展望からの眺望が正解)。 帰路はベイエリアのショッピング施設に並ぶペット同伴可テラスでひと休み。空気が澄む冬は遠景までクリアに、春秋は散歩そのものが快適な、都心の中の海と橋の絶景コース。
初級第1駐車場で車を降りた瞬間、丘陵を覆うように咲きそろうポピー畑のオレンジが視界に飛び込む。砂利混じりのアスファルトを踏みしめた愛犬が、花畑から流れ込む甘い香りに鼻先を上げ、尻尾を勢いよく振りはじめる。約58haの広大な花の公園、くりはま花の国の朝。 正門をくぐり、ポピー・コスモス園のメインロードへ。約18,000㎡の花畑を、春は約100万本のポピー、秋は約100万本のコスモスが埋め尽くす圧巻のスケール。リード着用の愛犬と並んで歩けば、花のトンネルの高さがちょうど犬の目線。花まつり最終日には無料花摘み大会が開かれる。 緩やかな坂を上がれば冒険ランド。1958年公開の映画ゆかりの巨大なゴジラ滑り台が丘の上にそびえ、子どもの歓声と花畑のパノラマが同時に楽しめる。さらに尾根の遊歩道を進み、公園中央の県木の広場へ寄り道。芝生にレジャーシートを広げてピクニックも気持ちいい。 締めくくりは東京湾ビュー。久里浜港・浦賀水道・房総半島・鋸山が一望でき、フェリーの航跡が静かに伸びる。約2.1km・42分の周回コース。ハーブ園のみ犬同伴不可だが、それ以外はリード散歩OK。春のポピー、夏のヒマワリ、秋のコスモス、冬のネモフィラ、四季を変えて何度でも歩ける横須賀の穴場。
初級ポーラ美術館の無料駐車場に車を停め、美術館の横を通って遊歩道の入口へ。ゲートをくぐると、ブナやヒメシャラの森が頭上を覆い、木漏れ日がまだらに足元を照らす別世界が広がる。愛犬の足が落ち葉と土の柔らかい道を踏むたび、かさりと乾いた音が森に響く。 遊歩道を進むと、森の中に現代彫刻が静かに佇んでいる。自然と人の手が交差する不思議な空間で立ち止まり、愛犬と作品を眺める贅沢な時間。さらに奥へ進めば、鳥のさえずりだけが聞こえる野鳥の森。息を潜めて耳を澄ますと、コガラやヤマガラの澄んだ声が枝の間から降ってくる。 森の奥まで歩いて折り返すと、木々の隙間から箱根の山並みがちらりと覗く。ベンチに腰かけて深呼吸すれば、森の湿った空気が肺を満たす。遊歩道を出た後は、美術館のカフェで飼い主だけのアート鑑賞も。愛犬はDogHub箱根仙石原の日中預かり(車で約5分)を利用すれば安心。自然とアートが溶け合う、箱根ならではの森の散歩。
初級臨港パークの広大な芝生広場に降り立った瞬間、横浜港から渡ってくる潮風が頬を撫で、愛犬の鼻がひくひくと忙しく動き始める。眼前にはベイブリッジ、振り返ればランドマークタワー。みなとみらい最大の緑地でウォーミングアップを済ませたら、海沿いボードウォークへ一歩踏み出す。 新港ふ頭の先端、横浜ハンマーヘッドに到着すると、敷地内に保存された1914年(大正3年)製造の50トン級巨大クレーンが出迎える。1階の犬専用水飲み場とリードフックは愛犬家への心配り。赤レンガ倉庫(明治44年・大正2年築の登録有形文化財)の芝生広場で愛犬とひと遊びしたら、大さん橋へ。屋上デッキ「くじらのせなか」は犬同伴OKで、緩やかな起伏のウッドデッキが愛犬の足にもやさしく、ベイブリッジとみなとみらい全景の360度パノラマが映画のワンシーンのように広がる。 山下公園(昭和5年開園・約7ha)まで歩けば、シーズンには約190種2,400株のバラが咲き誇り、係留船「日本郵船氷川丸」を眺める愛犬の横顔がなんとも愛らしい。全長6.3kmの全面舗装ルートはペットカートも安心。春のバラ・夏の夕暮れ・秋の澄んだ潮風・冬の夜景と、四季それぞれに表情を変える横浜の王道コース。
初級【出発】一碧湖の無料駐車場に車を停め、湖畔の遊歩道へ。約10万年前の噴火でできた火口湖は「伊豆の瞳」と呼ばれ、風のない朝には空と山が水面に映る幻想的な鏡像が広がります。愛犬のリードをつけて、静かな湖をゆっくり一周する散歩の始まりです。 【メイン】湖畔の道はほぼ平坦で、落ち葉がふかふかと足に優しい区間も多く、小型犬やシニア犬にもやさしいコース。木々のトンネルを抜けるたびに湖面の色が変わって見える不思議を楽しみながら歩きます。ボート乗り場を過ぎると、ひょうたん型に繋がる沼池エリアへ。こちらは人が少なく、鳥のさえずりと水面に映る木々だけの静寂な空間。愛犬も落ち着いた表情でゆったり歩いています。紅葉広場では秋にモミジが真っ赤に色づき、湖面に映る紅葉と合わせて息をのむ美しさです。 【帰着】湖を一周して駐車場に戻ったら、湖畔の施設でひと休み。伊豆高原エリアにはドッグカフェも点在し、散歩の後の楽しみも充実。春の新緑、夏の涼しい木陰、秋の紅葉、冬の澄んだ空気。四季それぞれに表情を変える湖の散歩は、何度でも訪れたくなるコースです。
初級吉祥寺駅公園口から徒歩5分。七井橋に立つと、目の前にボート池がひろがり、街の喧騒がふっと遠のく。愛犬は橋板の隙間から覗く水面に鼻を寄せ、しっぽが小さく揺れる。約1.5kmの池一周コースは舗装6割・土と砂利4割で、約30分でぐるりと巡れる手軽さだ。週末は家族連れやジョギングランナーで賑わうが、リードを短く持てば犬も人も気持ちよく過ごせる、毎日通いたくなる都会のオアシスである。 北岸はカモや白鳥が泳ぐ賑やかなボート池。水面を覗き込む愛犬の隣を、手漕ぎボートがゆっくりすり抜けていく。約220m進むと井の頭弁財天の朱色のお堂が見える(堂内はペット不可、外からの参拝はOK)。橋を渡り南岸に入ると景色が一変し、大きなケヤキやクスノキが頭上を覆う森のような小径へ。木漏れ日が落ちる土の道で、愛犬は嬉しそうに鼻を地面に近づけて歩く。ベンチに腰を下ろせば、池面のさざ波と鳥のさえずりだけが聞こえる静けさだ。 約710m地点のひょうたん橋は池の両岸を見渡せるフォトスポット。春はソメイヨシノが水面に枝を垂れ、夏は深い緑、秋は紅葉が池に映り込み、四季が水面に重なる。井の頭自然文化園(動物園エリア)は外周のみペット同伴可。一周して七井橋に戻ったら、吉祥寺の商店街でペット同伴可のカフェへ立ち寄って締めくくるのが定番ルートだ。
初級仙石原の臨時駐車場に車を停め、国道沿いを少し歩くとすすき草原の遊歩道入口が現れる。一歩踏み入れた瞬間、視界いっぱいに広がるススキの海に息をのむ。秋なら金色に輝く穂が風になびき、さわさわと乾いた音が耳に心地よい。愛犬も高原の匂いに鼻をひくひくさせて、いつもより足取りが弾んでいる。 約700mの一本道をゆっくり進むと、徐々に高度が上がり周囲を見渡せるようになる。遊歩道の中間あたりで振り返れば、金時山と箱根外輪山が連なる山並みが一望できる。ススキに囲まれたトンネルのような場所では、穂が頭上で交差し、風が光を揺らす幻想的な空間。愛犬と並んで立ち止まり、この景色を写真に収める。 折り返して戻る帰り道は、午後の西日がススキの穂を透かし、行きとは別世界のような輝きを見せる。遊歩道を出たら、近くのDogHub箱根仙石原のカフェテラスで愛犬とひと休み。短い距離でも箱根の自然の雄大さを全身で感じられる、仙石原を代表する散歩コース。
初級代官山駅の改札を抜けた瞬間、洗練された街並みのアーケードに犬を連れた人とのすれ違いがちらほら。タイル張りの歩道を踏み出した愛犬が、新しい街の匂いに鼻先を上げて尻尾を振りはじめる。蔦屋書店を中心とするT-SITEの複合街区を抜け、テラス席に犬同伴可のカフェが朝から開いている。 数分歩けば大正8年(1919年)築の旧朝倉家住宅。建物内は犬不可だが、和館・洋館の外観と石畳の庭園は犬連れOKで、近代和風建築の重厚な佇まいが街並みのアクセントになる。 ゆるやかな坂を上れば西郷山公園。約12,000㎡の高台には芝生広場と人工滝が広がり、春は桜のアーチが頂上を覆い、晴天時は富士山まで望める都心の貴重な富士見スポット。観光客の少ない地元の犬連れに愛される穴場で、ベンチで一息つけば代官山らしい上質な時間。 目黒川沿いの遊歩道へ降り、中目黒方面へ。両岸を覆う約800本のソメイヨシノが川面に枝を伸ばし、3月下旬から4月上旬は頭上を覆うピンクのトンネル。桜の季節以外も水辺の遊歩道は木漏れ日が心地よく、テラス席に愛犬OKのカフェが点在する。 終着の中目黒駅高架下にもペット同伴可のテラスが揃い、電車で帰れる利便性も嬉しい。約4.7km・93分。秋紅葉、冬イルミネーション、四季の表情を変えて何度でも歩ける東京屈指のおしゃれ犬連れコース。
初級修禅寺前の駐車場に車を停め、石畳の参道へ踏み出す。線香の香りが漂う山門をくぐると、境内は凛とした静けさに包まれている。犬好きの住職がいるこの古刹は犬連れ参拝OK。愛犬も落ち葉を踏むカサカサという音に耳を澄ませながら、ゆっくりと歩を進める。 桂川沿いに下ると、五つの赤い橋が次々と現れる。渡月橋、虎渓橋、桂橋、楓橋、滝下橋。秋には橋の欄干越しに燃えるような紅葉が川面に映り、春には梅の甘い香りが漂う。やがて竹林の小径へ。約400mの石畳を、天を突くような青竹に囲まれて歩く。風が竹の葉をさらさらと鳴らし、木漏れ日が足元で揺れる。愛犬も涼やかな空気に鼻をひくひくさせている。 独鈷の湯で足を止め、弘法大師が岩を打って湧かせたという伝説に思いを馳せる。隣の河原湯で足湯に浸かりながら、桂川のせせらぎと愛犬の穏やかな表情にほっとひと息。帰りは東府やのテラス席で焼きたてパンとコーヒーを愛犬の傍らで味わう。歴史と自然が溶け合う温泉街を、愛犬とのんびり巡る贅沢な一日。
初級【出発】北鎌倉駅を出ると、すぐに古都の静かな空気に包まれます。駅から徒歩1分、鎌倉五山第二位・円覚寺の堂々とした山門が出迎えてくれます。紅葉の季節は山門と赤い葉の組み合わせが圧巻。境内はペット不可ですが、門前の参道からでも禅寺の荘厳な雰囲気は十分に伝わってきます。 【メイン】門前から続く道を愛犬と歩くと、左右に古刹が点在する北鎌倉らしい風景。苔むした石垣、竹林の間から漏れる光、古い石仏に出会うたびに、鎌倉の歴史の深さを感じます。明月院通りを進めば「あじさい寺」として名高い明月院の入口へ。6月にはブルーの花が道沿いにもあふれ、愛犬との散歩が華やかに彩られます。秋はイチョウの黄色いじゅうたんが通り一面に広がります。 【帰着】車の少ない住宅街の細道を抜けて北鎌倉駅方面へ戻ります。途中の古民家カフェにはテラス席ペット可のお店もあり、愛犬とひと休み。鎌倉の喧騒から離れた静寂の中で、禅寺の落ち着いた空気を愛犬と味わえる散歩道です。
初級【出発】西駐車場に車を停め、爽やかな潮風に誘われながら西口・翼のゲートをくぐれば、広大な国営公園の散歩が始まります。愛犬がリードを引っ張り、鼻をくんくんと動かしながら緑の大地の匂いを確かめる姿に思わず頬が緩みます。 【メイン】たまごの森フラワーガーデンでは、春のチューリップや水仙が色とりどりに咲き誇り、愛犬も弾むような足取りで花の間を歩きます。コース最大の見どころ「みはらしの丘」では、春(4月下旬〜5月上旬)に450万本のネモフィラが一面を青く染め上げ、秋(10月)には真紅のコキアが丘を埋め尽くします。頂上からは太平洋まで見渡せる絶景が広がり、愛犬も耳をピクピクと立て潮風を楽しみます。沢田湧水地ではコナラやクヌギの木陰で涼を求めることができます。 【帰着】記念の森レストハウスのテラス席(愛犬OK)でひと休みしながら、今日の花畑の余韻を楽しんで。記念の森散策路を抜けて西駐車場へ戻れば、充実した半日の締めくくり。季節を変えて何度でも訪れたくなる一本です。
中級城ヶ島公園の駐車場に車を停めると、磯の香りを含んだ潮風が愛犬の鼻をくすぐる。ワンデーパスで島内6か所の駐車場に出入りできるのが嬉しい。三浦半島の最南端・城ヶ島は、DOG FRIENDLY MAPが公式に公開されている犬連れに優しい島だ。 まずは水仙ロードを抜けて、島の東端にある安房埼灯台へ。2020年にリニューアルされた白い三角形の灯台の先には、太平洋の水平線がどこまでも広がる。足元の岩場に打ち寄せる波の音を聞きながら、南側の海岸線を西へ歩く。やがて現れる馬の背洞門は、数万年の波が削り出した高さ約8mの天然アーチ。愛犬と並んで見上げると、自然の圧倒的なスケールに息をのむ。 城ヶ島灯台まで歩いたら、港側を通って駐車場へ。途中のFISH STANDで三崎まぐろのフィッシュ&チップスをテイクアウトするのがお楽しみ。冬から春にかけては30万株の八重咲き水仙が島を彩り、甘い香りが散歩道をやさしく包む。
初級【出発】報国寺周辺の駐車場に車を停め、金沢街道沿いの鎌倉古寺散歩へ。山門をくぐると、苔と土の湿った香りがふわりと漂い、愛犬の鼻がくんくんと動きます。街道を北へ歩けば鎌倉最古の寺・杉本寺。苔むした石段の前で愛犬が立ち止まり、境内の静けさに耳をそばだてる姿が愛らしい。 【メイン】報国寺の竹の庭は、2000本を超える孟宗竹が天へ向かって伸びる別世界。木漏れ日が竹の葉を揺らすたびに緑の光が揺れる幻想的な空間です(愛犬はキャリーで入場可)。浄妙寺の石窯ガーデンテラスではテラス席でリードのまま愛犬と抹茶や焼きたてパンを楽しめます。鎌倉宮の凛とした空気の中を歩き、荏柄天神社の赤い鳥居をくぐる頃には、鎌倉の歴史の層の深さに心が静まっていきます。 【帰着】再び金沢街道を歩いて報国寺方面へ。落ち葉がカサカサと足音を立てる小径で、愛犬がくんくんと地面の匂いを楽しんでいます。新緑と紅葉の季節が特に美しく、鎌倉の奥座敷と呼ばれる浄明寺エリアの静かな魅力を存分に味わえるコースです。
初級二子玉川公園の駐車場に車を停め、河川敷へ降りる坂道を一気に下る。視界が一気に開け、見渡す限りの芝生と大きな空。愛犬は土と草の匂いを嗅ぎ分け、リードをぐいと引いて先へ走り出す。約8.5kmのロングコースは舗装7割・土と砂利3割。サイクリングロードはフラットで足に優しく、3時間かけてのびのび歩ける都心至近の解放区だ。 約1.0km地点の兵庫島公園は浅瀬が連なり、夏は犬が水に足を浸して涼む光景があちこちで見られる。さらに上流へ進むと約1.3km地点で多摩川と野川の合流点。流れの違う二つの川がゆっくり混ざる珍しい景色に立ち止まる。淡々と歩き続けると、晴れた日は遠くに富士山のシルエットが浮かぶ。自転車が多いコースなので、リードを短く持って端を歩くのが基本だ。 約7.3km地点の狛江市ドッグランは無料・登録不要で、小型犬エリア(8kgまで)とフリーエリアの2区画。リードを外して走らせれば、長い直線を全力疾走する愛犬の姿に飼い主も嬉しくなる。すぐ先の多摩水道橋は緑色のアーチが特徴的で、橋下を犬連れの家族が行き交う日常風景が広がる。ゴールの五本松は夕暮れに大きな松の影が伸びる名所。秋冬の夕日が河川敷を金色に染める時間帯、愛犬のシルエットが絵になる。体力のある中型・大型犬と一日かけて遊びたい定番ロングコース。
初級宮ノ下の町営駐車場に車を停め、坂道を下ると富士屋ホテルの唐破風の屋根が目に飛び込む。明治の洋館建築と和の意匠が溶け合う佇まいに、愛犬と並んで見上げる。朝の静かな時間帯なら、宿泊客の気配もまばらで、歴史ある建物の細部までゆっくりと眺められる。 セピア通りに入ると、骨董店やアンティークショップの古いショーウィンドウが連なる。石畳を愛犬の爪がカツカツと鳴らし、昭和の面影を残す看板が次々に現れる。渡邊ベーカリーの前で足が止まる。明治24年創業の店から漂う焼きたてパンの香り。温泉シチューパンをテイクアウトして、愛犬の傍らでほおばるひとときが温泉街散歩の醍醐味。 NARAYA CAFEの足湯テラスまで歩いたら折り返し。ひょうたん型の足湯に浸かりながら、箱根の山並みと行き交う登山電車を眺める。帰り道は裏路地へ。苔むした石垣と古い階段の間を愛犬と探索しながら、箱根の奥深い歴史を肌で感じるレトロな温泉街散歩。
初級宮城野温泉会館の駐車場に車を停め、愛犬のリードを握って早川の堤防へ向かう。堤防に上がった瞬間、目の前に広がるのは約120本のソメイヨシノが作るピンク色のトンネル。風が吹くたびに花びらがひらひらと舞い、愛犬の背中にも薄桃色のひとひらが乗る。 川沿いの土手道は土が多く、愛犬の足にも優しい。早川のせせらぎと花びらが水面を流れていく光景を横目に歩を進める。段々の堰では水音が心地よいリズムを刻み、浅瀬に下りれば愛犬が冷たい水に足を浸して嬉しそうに振り返る。大文字橋まで来たら、欄干越しに上流と下流の桜並木を一望。対岸に渡るとしだれ桜が迎えてくれ、ソメイヨシノとは異なるたおやかな姿に目を奪われる。 帰り道は対岸の静かな土手道を、左右で異なる桜を眺めながらのんびりと。温泉会館に戻ったら、飼い主は温泉で散歩の汗を流し、愛犬は車中でうとうと。桜シーズンの夕方なら、ライトアップされた夜桜の幻想的な姿も待っている。
初級小田原城址公園の駐車場に車を停め、お堀端を愛犬と歩き始める。水面に映る石垣と白壁が美しい。銅門をくぐり、常盤木門を抜けると、高さ27mの白亜の天守閣が目の前に。戦国時代の威厳を感じる佇まいに、思わず見上げて立ち止まってしまう。 城址公園を南に抜けると西海子小路。約50本のソメイヨシノが一直線に並ぶこの道は、日本さくら名所100選にも選ばれた桜の名所。春には淡いピンクのトンネルの中を愛犬と歩く夢のような時間が待っている。文学館の洋館は登録有形文化財で、庭園は犬連れでも散策OK。北原白秋ゆかりの文学の香りを感じながら歩を進めれば、線路下のトンネルを抜けた先に御幸の浜が広がる。明治天皇が観海されたことに由来する歴史ある海岸で、相模湾の潮風と波音が一気に体を包む。砂利と砂が混じる海岸で愛犬と波打ち際を歩けば、城めぐりとは打って変わった解放感が味わえる。 帰り道はきんじろうカフェのテラスで一休み。城を眺めながらのコーヒーは格別だ。小田原は箱根の玄関口。箱根旅行の行き帰りにふらりと立ち寄れる、歴史と桜と海を一度に楽しめる散歩コース。
初級元町・中華街駅から海岸通りへ抜けた瞬間、目の前に山下公園のゲートと横浜港の青が広がる。アスファルトの歩道を踏みしめた愛犬が、潮の匂いを含んだ海風に鼻先を向けて尻尾を振りはじめる。日本初の臨海公園として1930年に開園した、横浜散歩の象徴的な舞台。 入口から海沿いのプロムナードへ。タイル敷きの遊歩道を50歩ほど進めば、海側に係留された貨客船氷川丸の白い船体がそびえ立つ。重要文化財の巨大なリベットと愛犬を一枚に収めたら、芝生帯を抜けて未来のバラ園へ。約160種1,900株のバラが咲く5月中下旬と10月中下旬は、噴水の水音と甘い香りに包まれる至福の時間。 中央の「水の階段」は半円形の石ステージと階段状の水景が連結したモダンな空間。流れ落ちる水音が園内に響き、夏場は周辺の体感温度を数度下げる愛犬の小休止スポットだ。海岸通りに戻れば1961年開業・高さ106mの横浜マリンタワーが頭上に。塔の真下から見上げる構図は迫力満点で、夜は赤白のライトアップが港町を彩る。 仕上げは横浜中華街の朝陽門まで。青と金で装飾された高さ13.5mの楼門をくぐれば異国情緒が漂う街並み。約1.3km・26分の凝縮された海と花と港町のコース。バラの咲く春、夕暮れのベイブリッジ、冬のイルミネーション、季節を変えて何度でも歩きたくなる横浜の定番。
初級日光市営駐車場で愛犬のリードを着け、世界遺産の社寺エリアを横目に大谷川沿いへ歩き出すと、深い針葉樹の森から渡る冷たい山気と渓流の水音が一気に押し寄せ、愛犬の鼻がひくひくと忙しく動き始める。朱色も鮮やかに架かる「神橋」は奈良時代の日光開山伝説に遡る聖なる橋で、現在の建物は1904年再建の木造刎橋。橋自体は犬連れ不可だが、対岸の遊歩道から朱と清流の対比を望むビューポイントは犬連れ歓迎で、愛犬と並んでの記念撮影に絶好の構図が広がる。 大谷川の左岸を上流へ約2km進めば、針葉樹の梢が陽光をふるいにかける木漏れ日の遊歩道。川のせせらぎと鳥のさえずりだけが聞こえる贅沢な静寂のなか、苔むした石仏群と古杉に包まれた天台宗の古刹「慈雲寺」を抜け、憾満ヶ淵の入口へ。 男体山の大噴火で流れ出した溶岩が大谷川に削られて生まれた特異な渓谷は、エメラルドグリーンの清流と黒い溶岩岩のコントラストが息をのむ美しさ。続く「並地蔵」は江戸時代に天海大僧正の弟子たちが奉納した約70体の苔むす石仏群で、「数えるたびに数が変わる」言い伝えから「化け地蔵」とも呼ばれる神秘の場。距離5km・約100分の往復コースは、春の新緑・夏の涼風・秋の紅葉・冬の凍てつく清流と、四季それぞれに渓谷美が表情を変える日光の隠れ名所。
中級【出発】荒川沿いに佇む昇仙峡天神森の無料駐車場を起点に、愛犬とリードを握りしめて歩き出す。すぐそこには長潭橋——渓谷の入口に架かる石橋で、愛犬は橋の上で流れる清流のにおいをくんくんと嗅ぎ、足取りが軽くなる。橋を渡れば、そこはもう別世界。荒川の清流が奏でるせせらぎ、花崗岩を削り取ってきた水の流れが、歩みを引き込んでいく。 【メイン】木漏れ日の差し込む遊歩道を進むと、天鼓林の奇岩群が現れる。岩が転がり落ちるような「ドン」という音がするとも伝えられる神秘の地で、愛犬の耳がピクピク。さらに歩くと、昇仙峡のシンボル・覚円峰が圧倒的な存在感で空を突く。高さ180mの巨大な花崗岩の峰を仰ぎながら歩く時間は、ここでしか味わえない。石門では巨石が作り出した自然のアーチをくぐり、渓谷の野趣がじわりと体に染み込む。 【帰着】コースのクライマックスは落差30mの仙娥滝。轟音とともに白い水しぶきが舞い上がり、マイナスイオンが全身を包む。愛犬は滝の風を全身で受け、しっぽをゆらゆら。上流エリアには犬連れで入れるテラス席の飲食店も並び、散策の締めに昇仙峡の空気をゆっくり吸いながら一息つけます。
西立川口の駐車場に車を停め、入園ゲートでペット同伴誓約書を提出。東京ドーム39個分の広大な公園に足を踏み入れると、芝生と花の香りが愛犬を迎えてくれる。まず目指すのは中央のみんなの原っぱ。11ヘクタールの芝生広場の真ん中にそびえる大ケヤキの下で、愛犬と寝転がって空を見上げる贅沢を味わう。 次に北の花の丘へ。春はチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモスと、丘一面に圧巻の花畑が広がる。さらに東のカナール広場へ歩を進めれば、約200本のイチョウが描く黄金トンネル。秋は園内随一の撮影スポットだ。そこから少し南、都内最大級約4,000平方メートルのドッグランへ。柵に囲まれた空間でリードを外し、愛犬が全力で駆け回る姿は最高の笑顔。 カナール沿いを抜けて西立川口に戻る。約4kmの公園横断散歩は所要約90分。年間パスポートのわんパスがあると誓約書が免除されて便利。愛犬家にとっての楽園のような公園。
初級【出発】本牧市民公園の駐車場に到着すると、潮風と木の香りが出迎えてくれます。木漏れ日の中を歩き始めると、愛犬の耳がピクピクと動き、緑の多い散歩道に鼻をくんくん。公園内の上海横浜友好園では、中国式の赤い欄干と蓮の池が独特の異国情緒を演出します。 【メイン】緑道を北に進むと、三溪園の外堀沿いの道へ。鬱蒼とした木々の向こうに、三重塔の尖塔がのぞきます。明治の実業家・原三溪が作り上げた歴史ある日本庭園を、外側からじっくり眺める贅沢な時間。愛犬と並んで歩きながら、煉瓦塀越しに古建築の佇まいを目に焼きつけてください。秋には外堀沿いの紅葉が鮮やかに色づき、カメラを向けずにはいられない絶景が広がります。 【帰着】三溪園の南門前を経由して、本牧市民公園に戻るループコース。園内のベンチで一息ついたら、愛犬の足を洗って気持ちよく帰路へ。なお三溪園の園内は犬の入園不可のため、今回は外周ルートをたっぷりと楽しみます。横浜中心部からのアクセスも良く、週末の午前中にさらりと歩けるちょうどよい散歩コースです。
初級【出発】乙女の滝駐車場に車を停めると、すでに耳に届く水音。愛犬が「なに?なに?」と鼻を上げて周囲の匂いを確かめ始めます。那須の深い森に包まれた遊歩道は木漏れ日の回廊。落ち葉を踏む二人の足音だけが静寂に溶け込みます。 【メイン】階段を下りると、白笹山から流れる沢名川が奏でる水音が一段と大きくなります。観瀑台に立った瞬間、落差10メートルを白絹のように流れ落ちる乙女の滝が眼前に現れます。マイナスイオンに包まれた空気が頬を撫で、愛犬もピタッと立ち止まってじっと滝を見つめます。夏でもひんやり涼しいこの場所は、那須高原北エリアの隠れた名所。人出が少なく、犬連れでも静かにゆったり過ごせます。川沿いの遊歩道を少し歩けば、苔むした岩と清流のせせらぎが続き、愛犬の足取りは軽やかそのもの。 【帰着】森林浴を満喫しながら駐車場へ戻ったら、板室温泉街(車で約5分)に立ち寄るのもおすすめ。温泉郷の静かな雰囲気の中で、愛犬と特別なひとときを。
初級藤沢市観光協会江の島駐車場に車を停め、弁天橋を渡って島内へ。参道の商店街を抜けると江島神社・辺津宮の朱色の鳥居が迎えてくれる。三宮の最初に祀られる田寸津比賣命に旅の安全を祈ったら、愛犬と一緒に石段を一歩ずつ上っていく。途中で振り返ると湘南の海が一望でき、登った分だけご褒美の絶景が広がる。 中津宮では鮮やかな朱塗りの社殿と、市寸島比賣命を祀る厳かな空気に包まれる。さらに歩を進めるとサムエル・コッキング苑。明治の英国貿易商が造った南国風庭園は、ヤシの木と青空が織りなす異国の空間。亀ヶ岡広場に立つと、相模湾・富士山・伊豆半島を一望する大パノラマ。海風に愛犬の耳がなびき、鼻がひくひくと動く。 帰りはサムエル・コッキング苑の脇に佇むLONCAFE湘南江の島本店のテラス席で休憩。日本初のフレンチトースト専門店で、海風を浴びながらふわとろのスイーツと相模湾を堪能する。岩屋まで足を延ばさず、江島神社三宮と展望スポットを愛犬とゆったり巡る、湘南を代表する島めぐりコース。
【出発】河口湖北岸の駐車場に車を停め、もみじ回廊へ。秋には約60本のモミジが真っ赤なトンネルを作り、その奥にどっしりと構える富士山がそびえる絶景。赤と青のコントラストの中を愛犬と歩く時間は、まさに絵画の世界に入り込んだよう。落ち葉を踏みしめるカサカサという音が耳に心地よい。 【メイン】もみじ回廊を抜けて湖畔の遊歩道を西へ。右手に河口湖の水面が広がり、風のない日には逆さ富士が映り込む幻想的な風景。愛犬と並んで湖面を眺めながら歩く穏やかな時間です。大石公園に到着すると、初夏はラベンダーの紫、秋はコキアの赤と、季節の花畑越しに富士山を望むフォトスポット。愛犬と富士山を正面に見据えて撮る記念写真は、旅の宝物になるはず。 【帰着】帰り道は同じ湖畔の道を戻りますが、午後の光に照らされた富士山は行きとはまた違う表情。河口湖は箱根からも車で約1時間と近く、旅行の組み合わせにもぴったりの、富士山と紅葉を満喫する湖畔散歩です。
中級【出発】浄蓮の滝観光センターの広い無料駐車場に車を停め、愛犬のリードをつけてさあ出発。観光センター前を抜けると、すぐに遊歩道の入口が現れます。木々に囲まれた石段を一歩一歩下りていくと、澄んだ川のせせらぎが聞こえてきます。愛犬の鼻がくんくんと動き、渓谷の清涼な空気に興奮気味です。 【メイン】階段を下りきると、目の前に息をのむ光景が広がります。落差25mの浄蓮の滝が轟音とともに白い飛沫を上げ、滝壺の周囲には常にひんやりとした霧がただよっています。夏の暑い日でも、ここだけは別世界のような涼しさ。石段の脇には伝統農法「畳石式」のわさび田が段々に連なり、清流を伝って育つ緑鮮やかなわさびの葉が揺れています。愛犬は足元を流れる清らかな水に驚き、耳をピクピクと立てながら辺りの香りをじっくり嗅いでいます。上流の清流沿いを少し歩けば、森と水音だけの静かな世界へ。 【帰着】石段を登り返し、駐車場へ戻る頃には愛犬の足取りもどこか満足げ。観光センターには土産物店もあり、採れたてのわさびを買って帰るのもおすすめです。
初級元町・中華街駅6番出口のエレベーターで一気に丘の上へ。降りた瞬間、新緑のアメリカ山公園の芝生広場が目に飛び込み、潮の混じった海風が頬をなでる。アスファルトの遊歩道を踏み出した愛犬が、新しい匂いに鼻先を上げて尻尾を振りはじめる。 ゆるやかな坂を進めば港の見える丘公園の展望台。海抜25mの高台から、横浜港を縦断するベイブリッジ、停泊する豪華客船、みなとみらいの高層ビル群、晴れた日には房総半島まで見渡せる。フランス山の風車と旧領事館遺構を抜け、山手本通りへ。エリスマン邸・ベーリック・ホール・外交官の家など重要文化財級の洋館が緑陰の坂道に点在し、開港期の余韻が漂う居留地の散歩道。 谷戸坂を下れば元町商店街。METROMACHIのアーチをくぐり、欧州風ショップと老舗ベーカリーが並ぶ約600mの石畳。樹木のアーケードの木陰が心地よく、夏でも愛犬と歩きやすい。元町ショッピングストリート公式が「ペットと行く元町プチ・トリップ」を打ち出すほどの愛犬家フレンドリー街。 折り返しは山手111番館のカフェ・ザ・ローズ。テラス席は愛犬同伴OKで、ローズソフトクリームと紅茶を傍らに、5月・10月のバラ最盛期はローズガーデン越しに港を望む贅沢な時間。約2.4km・50分の周回コース。春と秋のバラ、初夏の新緑、冬の透き通った港の眺望、四季を変えて何度でも歩ける横浜の代表散歩。
中級【出発】鎌倉駅西口から住宅街を抜け、寿福寺の参道入口付近から源氏山公園への坂道へ。木々の間から差し込む朝の光が心地よく、少し息が上がる登り坂も愛犬と一緒なら楽しいハイキングです。落ち葉を踏みしめる足音がカサカサと響きます。 【メイン】公園に入ると、源頼朝の座像がどっしりと迎えてくれます。広場で愛犬と記念撮影したら、園内の散策路へ。アップダウンのある道は木立に囲まれて涼しく、愛犬も嬉しそうに鼻をくんくんさせながら歩きます。秋は紅葉のトンネルが見事で、赤と黄色に染まった葉が足元を彩る贅沢な道。春は桜の名所としても知られ、お花見の広場でひと休み。葛原岡神社では縁結びのお参りもでき、境内から鎌倉の海を遠望する清々しい眺めが待っています。 【帰着】神社から南東へ折り返し、佐助エリアの静かな住宅街を通って駅方面へ。途中の佐助カフェ(テラス席ペットOK)で愛犬と一緒に休憩できれば、6.5kmの周回ハイキングも満足度高く締めくくれます。鎌倉の山と歴史を一日で味わえる中級コース。
初級ミューズパーク駐車場から一歩踏み出すと、長尾根丘陵の澄んだ空気が鼻先を包む。愛犬がさっそく風に鼻をひくつかせ、高台特有のひんやりとした気配を全身で感じ取っている。リードを整えたら、尾根道のスカイロードへ向かおう。 約500本のイチョウが連なる直線の並木道は、秋になると頭上が黄金のトンネルに変わる。足元に広がる落ち葉の絨毯をサクサクと踏みしめるたび、湿った土と銀杏の匂いが立ちのぼり、愛犬の足取りも軽くなる。並木を抜けてパルテノンの石造りの広場を過ぎたら、展望台へ。眼下に秩父盆地、正面に武甲山、朝なら雲海が谷を埋めることもある。丘陵を吹き抜ける風と野鳥のさえずりだけが響く静かな高台で、犬と一緒に深呼吸する時間は格別だ。季節ごとに梅、桜、アジサイ、モミジと花が入れ替わるから、何度訪れても景色が違う。 散策の締めくくりにMAPLE BASEで秩父産メープルシロップの香りを楽しみつつひと息つけば、丘の上の贅沢な散歩は完了。園内はリード必須・フン持ち帰りのマナーを守り、クマの目撃情報が出ることもあるので最新情報を確認してから歩き出そう。駐車場が複数あるので、目的のエリアに近い場所を選ぶのがこの広大な公園を犬と楽しむコツだ。
初級箱根ビジターセンターの無料駐車場に車を停め、まずはセンター周辺の自然園へ。季節の花々と野鳥の案内板が並ぶ小道を歩くと、森の奥から鳥のさえずりが響いてくる。愛犬も普段の街中とは違う森の匂いに鼻をひくひくさせ、目を輝かせている。 ウッドチップが敷かれた遊歩道は足に優しく、落ち葉を踏むザクザクという音が心地いい。木漏れ日が緑のカーテン越しに差し込む森を抜けると、不意に視界が開けて芦ノ湖が現れる。白浜と呼ばれる湖畔は、白い砂利が敷き詰められた静かな浜辺。澄んだ湖水の中に小魚が泳ぐのが見え、水際に近づいた愛犬が冷たい水に足を浸してビックリする姿に思わず笑ってしまう。 湖畔のベンチに腰掛け、対岸の山々と湖面を眺める。風が止むと水面が鏡になり、箱根の空が丸ごと映り込む。帰りは別ルートの遊歩道を通り、行きとは違う植物や木立に出会う。約2.4kmのコースで、森と湖の両方を愛犬と満喫できる贅沢な散歩。DogHub箱根仙石原まで車で約10分。
初級強羅公園の正門でチケットを受け取り、愛犬と園内に足を踏み入れる。大正3年に開園した日本初のフランス式整型庭園は、噴水を中心に左右対称の花壇が広がり、どの季節に訪れても何かしらの花が出迎えてくれる。春のバラとツツジ、夏のあじさい、秋の紅葉。愛犬も花壇の甘い香りに誘われるように顔を近づける。 噴水広場のベンチに腰を下ろすと、水しぶきが陽光に虹を描く。ローズガーデンへ向かえば、バラの芳香が風に乗って漂い、愛犬も鼻をひくひくさせている。温室の外周ではブーゲンビレアの鮮やかな色彩が目を引き、隣接する箱根美術館の苔庭を塀越しに覗けば、苔の深い緑と紅葉のコントラストに息をのむ。 一色堂茶廊のテラス席に腰を下ろし、花々を眺めながらコーヒーを傾ける。足元で愛犬が穏やかに目を細め、園内を吹き抜ける風がバラの香りを運んでくる。四季を通じて、この庭園には愛犬と過ごすにふさわしい穏やかな時間と静かな豊かさがある。
箱根湯本駅前のコインパーキングに車を停め、リードを付けた愛犬と歩き出すと、温泉街特有の湯気と出汁の香ばしい匂いが一斉に押し寄せる。早川の水音、駅前を行き交う観光客の声、温泉まんじゅうを焼く音が混じり合う賑わいに、愛犬の鼻がひくひくと動き、耳がぴんと立つ。 駅前から早川沿いに約400m続く湯本商店街は、和菓子の老舗「ちもと」の湯もち、寄木細工の本場・露木木工所、干物・かまぼこ専門店が軒を連ねる箱根の玄関口。「かわいいワンちゃんね」と声をかけてくれる店主との触れ合いは温泉街ならではの温かさだ。商店街を抜けると、奈良時代に温泉の守護神として勧請された湯本熊野神社の石段が現れる。樹齢を重ねた杉に囲まれた小さな境内は街の喧騒と一線を画す静寂で、本殿前で旅の安全と愛犬の健康を静かに祈れる。 神社の先には明治・大正期の南画の大家・小室翠雲の別荘跡。古い石垣と庭石が往時を偲ばせる路地の奥は、観光ルートから外れた知る人ぞ知る箱根。帰り道は早川の水音を聞きながら駅前の賑わいへ戻る。春は早川の桜、夏は涼しい川風、秋は箱根全山の紅葉、冬は温泉宿の湯けむり――距離2.7km・約54分のコンパクトな散策で、商店街の活気・神社の静寂・川辺の自然・歴史の余韻と、箱根の表情を玄関口で一度に味わえる散歩道。
初級箱根湿生花園の駐車場に車を停め、カートに愛犬を乗せて入園ゲートをくぐる。チケット売場で入園券を受け取り、最初の木道に踏み出した瞬間、水辺の湿った空気が顔を包み、目の前に広がる仙石原湿原の景色に思わず声が漏れる。春ならミズバショウの白い仏炎苞、初夏にはサワギキョウやカキツバタの群生、夏はニッコウキスゲの黄金色が木道沿いを彩る。 仙石原湿原(国指定天然記念物)の低層湿原エリアは、水面すれすれに伸びる木道がカートでも進みやすい幅で続く。愛犬はカートから身を乗り出し、池の水面と背後の山並みを見つめている。300mほど進めば仙石原湿原植生復元区。かつて箱根に広がっていた太古の湿原を保護活動で蘇らせたエリアで、見渡す限りの草原と背後の外輪山が一枚の風景画のように広がる。 園内中央の休憩所まで来たら、ベンチで一息。売店には植物の書籍や季節の花苗が並び、カートに乗せたままお土産選びもできる。ぐるりと園内を一周して出口に戻る頃には、四季の湿生植物に包まれた約20分の散歩で心が満たされている。秋は紅葉、冬は休園期間(12月〜3月中旬)と季節の表情がはっきり分かれるのもこの園ならでは。散策後はDogHub箱根仙石原やすすき草原、葵ベーカリーと組み合わせれば仙石原を一日中楽しめる。
初級羊山公園駐車場から歩き出すと、木立の間を縫う緩やかな坂道が続きます。牧水の滝あたりで水音に耳を澄ませば、愛犬もふっと足を止めて鼻をひくつかせるはず。春の土と若葉の匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、丘の上へ一歩ずつ登っていく——その「まだ見えない」時間が、この散歩の伏線です。 坂を登りきった瞬間、視界が一気に開けます。約17,600平方メートルの斜面を埋め尽くすピンク・白・紫・淡いブルーの芝桜が、まるでパッチワークのように大地を染め上げ、その奥には武甲山の荒々しい稜線がどんと構えている。春風が吹き抜けるたびに甘い花の香りがふわりと押し寄せ、愛犬の鼻が忙しく動くのが見えるでしょう。すぐ近くのふれあい牧場では羊たちがのんびり草を食んでいて、初めて羊を見る犬の「なにあれ?」という真剣な横顔も、ここならではの一枚。リードをしっかり握って、お互いの好奇心を楽しんでください。 見晴らしの丘まで足を延ばせば、秩父盆地の市街地と周囲の山並みを一望するパノラマが待っています。花と山と街、三つの景色を一度に味わったあとは、来た道をゆっくり下りながら余韻に浸る帰り道。園内にゴミ箱はないので排泄物は持ち帰りを忘れずに。丘陵の坂道を一緒に歩いた達成感は、愛犬との春の記憶にしっかり刻まれるはずです。
初級サザンビーチちがさき駐車場に車を停め、海岸へ降りる階段を一段下がるたび、相模湾の潮風と波音がぐんと近づき、愛犬の鼻が忙しくひくひく動き始める。海越しに浮かぶ烏帽子岩のシルエットを背景に、高さ約7mの「サザンC」モニュメント――地元出身・桑田佳祐率いるサザンオールスターズのデビュー30周年を記念して2009年に設置された茅ヶ崎の象徴――の前で愛犬と1枚撮ったら、波打ち際を東へ歩き出す。 全長約1.2kmの砂浜は遠浅で勾配が穏やか。波打ち際の細かい砂に愛犬の足跡がぽつぽつと続き、寄せては返す波音がリズミカルなBGMになる。サーファーが波に乗る姿を眺めながら、足首をぬらす冷たい海水で水遊びする時間は、海辺の散歩でしか得られない解放感だ。 東端の茅ヶ崎ヘッドランド(通称「Tバー」)は、海岸侵食を防ぐために整備された全長約240mのT字型人工岬。先端まで歩けば正面に富士山、右手に江ノ島、左手に三浦半島という贅沢なパノラマが一気に広がる。帰り道は海岸沿いの舗装遊歩道で砂に疲れた足にもやさしい。距離3.1km・約57分の往復コースは、春の凪・秋の澄んだ潮風・冬の富士絶景と、湘南の海を四季で味わえる王道散歩道。
【出発】真名瀬漁港近くの駐車場に車を停め、海沿いへ。目の前に広がる真名瀬海岸から見る裕次郎灯台と名島の鳥居は、葉山を象徴する景色です。穏やかな相模湾に浮かぶ鳥居のシルエットに、愛犬と一緒にしばし見惚れます。 【メイン】海岸沿いの小道を南に進むと、三ヶ下海岸。岩場と砂浜が交互に現れる変化に富んだ海岸線は、愛犬の冒険心をくすぐります。潮だまりを覗き込むと、小さなカニがサッと岩陰に隠れ、ヤドカリがゆっくり移動する姿が見えて、天然の水族館のよう。愛犬も水面に映る自分の姿に首をかしげています。芝崎海岸まで足を延ばせば、ゴツゴツした天然の磯が一面に広がるダイナミックな景観。波が岩に砕ける音と潮の香りが、五感を心地よく刺激します。 【帰着】帰路は海沿いの遊歩道を高台経由で戻ります。途中の見晴らしポイントからは相模湾のパノラマが広がり、天気が良ければ富士山の稜線もくっきり。散歩後は葉山のおしゃれなカフェでテラスランチ。都心から約1時間、リゾート気分の磯散歩を愛犬と満喫できるコースです。
中級【出発】北鎌倉の浄智寺付近の駐車場に車を停め、鎌倉を代表するハイキングコースへ。浄智寺の脇を通り山道に入ると、一気に深い緑に包まれます。土と落ち葉の柔らかい感触を足裏に感じながら、木漏れ日の中を愛犬と登っていく爽快感。湿った森の匂いが鼻をくすぐります。 【メイン】葛原岡神社で縁結びのお参りをしたら、源氏山公園へ。源頼朝の座像の前で愛犬と記念撮影し、桜や紅葉に彩られた広場でひと休み。ここから大仏方面への山道は、木の根が地表に張り出し急な下りもある冒険ルート。愛犬もワイルドな道を嬉しそうに歩き、足元の匂いを夢中で嗅いでいます。山を下りきると、突然視界が開けて高徳院の鎌倉大仏が姿を現します。門前広場から見上げる高さ13mの国宝は圧巻の存在感。 【帰着】長谷の通りを抜けて犬連れOKのカフェでひと休み。北鎌倉から長谷まで、鎌倉の山と歴史をたっぷり味わえる約4.8kmの充実ハイキング。片道コースなので、帰りは江ノ電に乗って戻る楽しみも。
初級葛西臨海公園駅前広場の噴水で待ち合わせを済ませ、リードを付けた愛犬とともに公園へ踏み出すと、東京湾から渡る潮風と広大な芝生の青い匂いが一斉に押し寄せる。眼前には日本最大級「ダイヤと花の大観覧車」(高さ117m・直径111m)の巨体がそびえ、愛犬の鼻がひくひくと忙しく動き始める。 まずは東側の鳥類園エリアへ。上の池・下の池には四季を通じてカモやサギ、シギ・チドリ類が飛来し、ウォッチングセンターの観察小屋からバードウォッチング客が双眼鏡を構えている。静かな水辺の散策路で愛犬の好奇心を満たしたら、海へ向かう。 渚橋を渡ると東京湾上の人工砂浜「西なぎさ」が広がる。波の穏やかな日は愛犬と裸足で波打ち際を歩ける都内貴重なロケーションで、冬の澄んだ朝には水平線越しに富士山がくっきり浮かぶ。橋を戻ったら大観覧車の足元へ。ゴンドラは犬不可だが、芝生広場(約2.7ha)の木陰で観覧車を仰ぎ見る記念撮影ポイントとして人気だ。 距離4.25km・約57分の周回コースは海・芝生・干潟・森と景色が次々に変わって飽きることがない。春の桜並木、夏の海風、秋の紅葉、冬の富士絶景――東京湾岸で四季を歩く、犬連れに最も贅沢な公園コース。
初級【出発】観音崎公園第一駐車場に車を停めると、磯の潮の香りが鼻をくすぐります。愛犬も早くも周囲の匂いを嗅ぎ回り、耳がピクリと立ちます。海から届く波音を聞きながら、緑豊かな遊歩道を灯台方面へ出発。木々のトンネルを抜けると、白い灯台が青空に映える姿が見えてきます。 【メイン】明治元年に点灯した日本最初の洋式灯台・観音埼灯台。白く輝く姿を仰ぎ見て、愛犬と並んで東京湾を行き交う大型船を眺めます。磯遊びエリアでは、岩場の潮だまりにカニやヤドカリが隠れ、覗き込む愛犬の鼻がくんくんと忙しく動きます。砲台跡の石垣を抜けると木漏れ日が差し込む林道へ。足元に木の根が走り、愛犬の足取りが軽やかに跳ねます。戦没船員の碑が立つ丘の展望台からは、浦賀水道と対岸の房総半島を一望する大パノラマが広がります。 【帰着】潮風を全身に受けながら海沿いの遊歩道を戻れば、愛犬もすっかりリフレッシュした表情。波に磨かれた石の感触が足に心地よい、三浦半島の海と歴史を凝縮した充実の散歩コースです。
初級【出発】タリアセン駐車場に車を停め、入園ゲートをくぐると爽やかな高原の空気がふわりと広がります。愛犬の鼻がくんくんと動き出し、木々の香りに興奮気味の足取りが軽やか。塩沢湖を中心に広がる広大な敷地での散歩が始まります。 【メイン】湖畔の遊歩道は美しい自然に囲まれた極上の散歩コース。湖面にはボートが静かに浮かび、水鳥の声が耳に心地よく届きます。深沢紅子野の花美術館を過ぎると湖の北側へ。木漏れ日がきらきらと路面に揺れ、愛犬の足音がかすかに響く遊歩道は、新緑の春から燃えるような紅葉の秋まで四季で表情が変わります。ペイネ美術館前のバラ園では色とりどりの花が咲き誇り、甘い香りに愛犬がくるっと振り返る姿が愛らしい。イングリッシュローズと緑の芝生の中で撮る愛犬の写真は、旅の宝物に。 【帰着】湖畔を一周したら、レストラン湖水のテラス席で愛犬と並んで湖を眺めながらランチ。軽井沢の澄んだ空気と静けさの中で、愛犬との特別な散歩時間を締めくくる贅沢なひとときです。
初級つつじ吊橋駐車場に車を停め、木立の中の遊歩道を歩くこと約5分。リードを付けた愛犬が高原の涼しい風に鼻先を持ち上げ、目的地への期待が高まる。399m地点に現れるのが「八幡つつじ吊橋」。全長130m・高さ38mの大吊橋で、橋の上に一歩踏み出すと眼下に渓谷、正面に那須連山(茶臼岳・朝日岳・三本槍岳)の連なりが立体的に広がる。揺れと高度感が独特で、勇敢な愛犬には冒険、慎重な子には抱きかかえての通行を。 吊橋を渡った先からが本コースの真骨頂。941m地点の「八幡自然研究路」へ続く木道は約1.5km、湿原と低木林を縫って段差少なくシニア犬や小型犬の足にも優しい構造。1481m地点の「八幡ツツジ群落 中央展望台」は約23ヘクタール(東京ドーム5個分)にヤマツツジ・レンゲツツジ・ゴヨウツツジが混生する栃木県指定天然記念物の中央部。5月中旬から下旬の見頃には約20万本のツツジが斜面を朱に染め、那須連山を背景に丘全体が燃え上がる景色が広がる。 帰路は同じ木道を戻り、午後の光で行きとは違う表情に出会える往復2961m・59分のコース。秋は紅葉とススキ、夏は涼しい高原の風が抜ける万能ぶり。歩き終わったら那須街道沿いのペット同伴可テラスカフェで、愛犬と並んでひと息つく時間を。
初級長瀞駅近くの駐車場に車を停め、踏切を渡って渓谷へ向かう。川の匂いが風に混じり、愛犬の歩みが自然と速くなる。天然記念物の岩畳に足を踏み入れると、隆起した結晶片岩が幾重にも折り重なり、畳を敷き詰めたような自然の造形美に目を奪われる。岩の隙間から吹き上げる冷たい風が心地よく、眼下にはエメラルドグリーンの荒川が静かに流れている。対岸の秩父赤壁の断崖が水面に映り、愛犬と岩の上に腰を下ろして渓谷美に浸る。 岩畳を後にして長瀞商店街へ。阿左美冷蔵の天然氷のかき氷に行列ができ、鮎めしの香ばしい匂いが通りに漂う。テラス席のある店で愛犬と一緒に渓谷グルメを楽しんだら、宝登山神社へ足を延ばす。白い鳥居の手前まで愛犬と進み、境内は神域として犬連れ立ち入りを控える。鳥居から続く緑の参道を眺めながら、旅の安全を静かに祈願する。 帰り道は荒川沿いの遊歩道をのんびり戻る。秋は燃えるような紅葉が渓谷を彩り、春は桜が川面に映る。せせらぎの音と川風に包まれながら、愛犬と四季折々の表情を見せる長瀞の渓谷美を全身で感じられる、埼玉を代表する犬連れ散歩コース。
初級渚の駅たてやまの無料駐車場に車を停め、展望デッキから北条海岸を見渡す。ヤシの木が等間隔に並ぶ穏やかな海岸線は「鏡ヶ浦」の名にふさわしく、波音が静かに響いている。砂浜に降りると、愛犬は潮の匂いに鼻をひくつかせながら波打ち際を嬉しそうに歩き始める。冬でも温暖な南房総の風は、コートなしでも心地よい。 海岸沿いを歩いて城山公園へ。芝生広場の緑の斜面を駆け上がる愛犬の後を追いながら、館山城を目指して緩やかな坂道を上る。山頂の展望台に立てば、弧を描く館山湾の海岸線が一望に広がり、空気が澄んだ日には富士山のシルエットが浮かぶ。夕暮れ時にはオレンジに染まる空と海の境界が溶け合い、愛犬と並んで眺める景色に言葉を忘れる。春には6,000株のツツジが山肌を彩り、四季を通じて表情を変える。 帰り道は西日がきらめく海沿いをのんびり戻り、渚の駅2階のテラスカフェへ。目の前に広がる海を眺めながら、愛犬を傍らに地魚の海鮮丼でほっとひと息。海と山と花が揃う館山は、季節を問わず愛犬と訪れたくなる南房総の宝石のような散歩コース。
中級湘南平の山頂駐車場(無料)に車を停めて降り立つと、海風が一気に頬に届く。標高180mの台地から相模湾の青、富士山の白、丹沢の緑が同時に視界に入り、愛犬も鼻を高く上げて潮の匂いを嗅ぐ。約3.7kmの周回コースは舗装2割・土と砂利8割。約70分でぐるりと巡れる、山頂を満喫する大人のハイキングだ。 駐車場から数分歩くと真っ赤な電波塔・湘南平展望テレビ塔。塔の足元の芝生広場で愛犬を写真に収め、らせん階段の展望デッキへ(犬と一緒に登れる)。塔上から見渡す江の島、伊豆半島、富士山の眺めは「かながわの景勝50選」の名に違わぬ大パノラマ。約1.5km地点の高麗山山頂はかつて高麗神社があった石の社が静かに残る場所。広葉樹の森に囲まれた尾根道は適度なアップダウンがあり、落ち葉を踏みしめながら歩く感覚が愛犬の冒険心をくすぐる。 下りに転じると約3.1km地点の子供の森。屋根付き休憩所のベンチで一息ついたら、ゴール手前の湘南平展望広場へ。芝生の上で愛犬を解き放ちたくなる開放感だ。最後はテラス席に愛犬を連れて入れる「湘南リトルツリー」で名物のホットケーキを。湘南の海を眼下に見下ろす席で甘い香りに包まれれば、3.7kmの周回が一瞬で報われる。山と海と空を一度に味わえる、贅沢な周回散歩。
初級【出発】鵠沼海浜公園の駐車場に車を停め、愛犬のリードを握りしめる。潮風がふわりと頬を撫で、遠くに波の音が聞こえてくる。わんこはもう鼻をクンクン、砂の匂いに目を輝かせて先を急ごうとする。 【メイン】引地川の河口へ続く砂浜遊歩道を歩き始めると、川と海が交わる青い水面が広がる。晴れた冬の日には、砂浜の向こうに雪をいただいた富士山がくっきりと浮かび上がり、その右手には江ノ島の島影も。「こんな絶景、独り占めにはもったいない」と思わず足を止める。湘南海岸公園の展望テラスへ向かうと、波の音と潮の香りに包まれながら愛犬も砂浜をぱたぱたと駆け回る。引き返す途中、「Days 鵠沼」のテラス席でひと息。愛犬は日向ぼっこしながら、飼い主はコーヒーを片手に海風を楽しむ。 【帰着】砂浜の散歩道をゆっくり戻る。夕方近くなると空がオレンジに染まり始め、江ノ島のシルエットが美しい。愛犬も心地よい疲れで足取りが軽やか。「また来ようね」と心に誓いながら、駐車場へ戻る湘南の定番コース。
初級【出発】鎌倉駅東口の駐車場に車を停め、小町通りへ。焼きたてのせんべいやクレープの甘い香りが漂う賑やかな通りを、愛犬と一緒に食べ歩き散策。犬連れの観光客も多く、愛犬と堂々と歩ける雰囲気が嬉しい。軒先から「かわいい!」と声をかけてもらえることも。 【メイン】小町通りを抜けて若宮大路へ。中央には桜並木の参道「段葛」が一直線に伸び、その先に朱色の三の鳥居が見えてきます。鶴岡八幡宮の境内はペット不可のため、参拝はここから先で交代制にするか、鳥居を仰ぎ見るだけにとどめるのが正解。三の鳥居の手前で立ち止まり、若宮大路の左右に並ぶ桜並木と参道の景観を愛犬と眺める時間が、王道コースのハイライト。春は段葛が桜のトンネルに、秋は紅葉と銀杏が彩りを添え、四季ごとの表情で愛犬との散歩を彩ります。 【帰着】段葛のベンチに座って行き交う人を眺めたら、若宮大路を戻って小町通りへ。赤い鳥居と参道の桜並木は、鎌倉らしい風景そのもの。短い距離で鎌倉の街並みと食べ歩き文化を体験できる、初めての鎌倉犬連れ散歩にぴったりの王道コースです。